1年生大会に向けて
来週12月3日(日)から1年生大会が始まります。1年生にとっては初めての公式戦であり、県大会まで続く大きな大会です。ベスト8以上が中央大会に進めます。全力を尽くして頑張りましょう。
力を出し切ることは大変なことです。それでは、自分の普段の力を発揮するために、大会に向けての過ごし方を考えてみましょう。
1週間前から | しっかり練習をしながらも疲れを残さないように生活しましょう。具体的には、①お風呂につかる ②しっかり食事をとる ③早寝早起きをする ということになります。 |
大会 前日 | 大会の準備を早めにしっかり行い、確認をして、早めに就寝します。 ①特にゼッケン、大会参加費など忘れ物が無いように。当日忘れ物があるとパニックになってしまうこともあります。②目覚ましをしっかりかけて早めに寝ます。 |
大会 当日朝 | 早めに起床し、朝食をしっかりとる。大会会場へ早めに着くようにする。 ①身体が起きて働くためには、起床後3時間くらい必要です。試合開始は9時頃ですので、遅くとも6時には起きるようにしましょう。 ②大会会場に早めに着き、大会や会場、試合の雰囲気に慣れるようにします。必ず有利に働きます。有利に立ち、緊張をほぐしましょう。 |
大会 会場で | 適度な緊張感を持ち過ごします。リラックスしすぎはパフォーマンスに悪い影響を与えます。 試合番号をおぼえて置き、3つ前にはアップを始めるなど準備を始めます。アップは筋肉の温度を2度上げることが目標です。少し汗をかく程度の運動をします。チャイナステップがおすすめです。 試合のコールがされたら、相手選手より早くコートに入り、フットワークを始めます。 |
メンタルの調整
普段の力を発揮するためには、自分の中の緊張という敵に打ち克つことが必要です。誰でも緊張します。自分だけではありません。まずそのことを再確認しましょう。
スポーツ心理学ではパフォーマンス発揮がテーマとなり、研究されています。緊張をほぐす方法をいくつかを紹介します。ぜひやってみてください。
呼吸法 | 呼吸法は、リラックスの基本で、やり方は難しくありません。以下の順序で行いましょう。実施時にはこころと身体の状態に意識を向けることが大切です。 ①吸う:お腹がふくらむように鼻から息を吸い込みます。 ②吐く:お腹がへこむように口から吐きます。 ※吐くときには、吸うときの倍くらいの時間をかけて、ゆっくり吐くことがポイントです。 ③ ①と②を数回繰り返します。 姿勢は、座っていても寝ていてもOK です。最初は息苦しさを感じるかもしれませんが、すぐに慣れます。これを試合会場で用いるためには、日頃からの練習が必要です。 |
きんしかんほう 筋弛緩法 | 筋弛緩法は、力を入れた後に、力を抜き、力の抜けた感じから「リラックス感」を得ます。ここでは“肩の筋弛緩法”を紹介します。 ①力を入れる:両肩を首につけるように8 割程度の力を入れます(数秒間)。 ②力を抜く:吐く息とともに、ストンと力を抜きます。 ③力の抜けた感じを味わう:肩から指先にかけてじわーっと「力が抜けた」という感覚が得られます。 “この感じ”が「リラックスした状態」です。 |
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