情報を収集する(スカウティング)
情報収集とは
情報収集とは、目標を達成するための情報を適切な情報源から集めること。
情報は、正確性、信頼性の高さが求められる。また、多種多様な情報、独自性の高い情報も求められる。
バドミントンにおいて、相手選手や相手チームのことの情報を集めて、戦力を分析したり、作戦を考えたりすることは重要なことである。今回は、情報収集をテーマに考え、集めた情報の活用についても考えてみたい。
情報収集の方法
- 目的から逆算して情報を探す
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何のための情報かという目的を明確にすると必要な情報がはっきり見え、絞り込むことができる。
バドミントンにおいては、相手チームや相手選手の戦力についての情報収集ということで目的が明確である。 - 情報精査の方法を確保する
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情報の正確性を確認することは情報収集の大前提。情報の信憑性、信頼性を確保するためには、その情報の出典元を確認すること。複数のソースを比較して裏をとる。専門家に意見を求めるなども必要。
バドミントンにおいては、直接試合を見ること、動画撮影して分析すること、複数の選手から実際試合をした時の印象を聞くなどして、情報の精度を高めることができる。 - 取材、ヒアリングをする
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調べてもわからないことは、直接、専門家や現場に近い人から情報を得る。
バドミントンにおいての情報収集はほとんど直接試合を見たり、動画撮影をしたりすること、実際に試合をしたことがある選手からのヒアリングが主となる。どれだけの情報量、情報の精度を高められるかが重要である。
何を集めるか
バドミントンの戦力分析のため、集める情報の一例は下記の通り。
チームの場合
| チーム名 | チームの名称、部活動か、地域クラブか、民間クラブか、など |
| 監督名、コーチ名 | 指導者の氏名、複数いる場合には複数調べる |
| 指導者の考え方、癖など | チーム作りの傾向など、シングルス中心か、ダブルス中心か、選手獲得に力を入れているのか、育成に力を入れているのか。 |
| 戦績 | チームの試合の実績、団体戦、個人戦 |
| 所属選手 | 所属選手の氏名、シングルス、ダブルス、戦績など |
| オーダーのパターン | 堅実的か、賭けに出るタイプか、傾向を知る、軸となる選手、など |
| チームの強み | チームの良いところ、活気がある、しっかりしている、技術がしっかりしている、シングルスが強い、ダブルスが強い、粘り強い、スタミナがある、など |
| チームの弱み | チームの弱点、活気がない、だらけている、アップをしない、試合を見ていない、技術が低い、シングルスが弱い、ダブルスが弱い、試合が淡白、スタミナがない、など |
個人の場合
| 選手名 | 選手の氏名 |
| 所属チーム | 所属している学校名やクラブチーム名 |
| 学年 | 選手の学年 |
| バドミントン経験 | ジュニア出身か、中学校はじめか、ジュニア時代の戦績など |
| 身長 | 低い140㎝台、やや低い150㎝台、普通160㎝台、やや高い170㎝台、高い180㎝台、など |
| 体型 | 痩せ型、普通、太め、筋肉質、など |
| 利き手 | 右利き、左利き |
| タイプ | 攻撃主体、守備主体、バランス型、テクニック型、スタミナ型、など |
| 得意なプレー | 得意なプレー、戦法 例えばサイドへのスマッシュ、クロスカットが得意など |
| 苦手なプレー | 苦手なプレー、戦法 ネット前のプレーなど |
| 戦績 | その選手の試合成績 |
| シングルス、ダブルス | 主にシングルス、ダブルスどちらの選手か |
戦力を分析する
自チームの強みと相手チームの弱み、自チームの弱みと相手チームの強みをクロス分析して戦い方の作戦を立てる。基本的には、自分の強みで相手の弱みを攻めて、相手の強みを封じて、自分の弱みを攻められないようにする。

以上のように、できるだけ精度の高い情報を入手して、戦力分析、作戦立案に活用する。心技体に加えて、知力を活用して戦うことも重要である。
ぜひ、ご意見、ご感想をコメントでください。よろしくお願いします。