バランススコアカードによる目標設定を試してみる

バランススコアカードとは

企業、医療機関などで行われる事業計画作成ツールのひとつ。財務の視点、業務プロセスの視点、顧客の視点、学習と成長の視点のように、事業計画を4つの視点からバランスよく計画することができる。また、スコアカードというように、計画、進捗などが1枚のシートにまとめられ、事業計画が把握しやすく工夫されている。

(例)

バランススコアカードの作成手順

STEP
ビジョンを決める

バドミントンクラブの進むべき方向性、最終的な目標、どうなりたいかをビジョンとして設定する。

STEP
SWOT分析を行う

強み、弱み、機会、脅威をそれぞれ考える。

強み、弱みは内部環境についてであり、主に自分達の、自チームの強み、弱みである。また、自分達でコントロールできるものである。
機会、脅威は外部環境についてであり、社会であったり、ライバルであったり、外部についてであり、自分達でコントロールできないものである。

プラス要因 マイナス要因
内部環境 強み 弱み
外部環境 機会 脅威

STEP
クロス分析を行う

強み×機会 → 強みを活かして、機会をつかむ
強み×脅威 → 強みを活かして、脅威を克服する

弱み×機会 → 弱みを克服して、機会をつかむ
弱み×脅威 → 弱みを克服して、脅威を乗り越える

STEP
視点ごとに戦略目標を検討する

財務、顧客、業務プロセス、学習と成長の視点ごとに戦略目標を検討する。

STEP
具体的なアクションプランを検討する

戦略目標ごとに実際に取り組むアクションプランを検討する。

STEP
戦略マップを作成する

全ての視点の戦略目標を抽出して、関係するキーワードをつなぎ、計画の関係が一目でわかるように全体のマップを作成する。

バドミントンに応用する

各視点をバドミントンの視点に置き換えてみる。

視点 バドミントンの視点
財務 結果、成果、名声、名誉、成長、発展、信頼
どのような成果を上げるか、どのような成長を望むか
顧客 選手、保護者、観客、生徒
選手及び関係者などへどのような貢献を行うか
業務プロセス 運営プロセス、練習プロセス、マネジメント
マネジメントなどで運営プロセスをどのように改善するか
学習と成長 学習、研鑽、練習、
練習や学習、研鑽によりどのように成長するか

例えば

視点 戦略目標 重要成功要因 評価指数 数値目標 アクションプラン
成果・成長の視点 初心者から関東大会出場 充実した練習環境
意識を高める
楽しい練習の実施
練習回数

指導書の精読
満足度

前年実績の維持
3冊

80%以上

指導者の充実と分担
読書会の実施
満足度調査の実施
選手・関係者の視点 信頼関係の醸成 イベントの開催 イベント実施回数 年間4回 合宿の実施、主催大会の実施、など
マネジメントの視点 多くの意見を反映する 保護者意見
選手意見
保護者会の開催
アンケートの実施
年1回以上

年1回以上

保護者会

アンケート

学習・研鑽の視点 考える選手を育てる
スピード、スタミナのある選手育成
知識を注ぐ

基礎体力を鍛える

教科書の作成
測定会の実施
1冊

月1回

教科書の作成
測定会の実施

ご意見やご感想はコメントでお願いします。




ゲーム中のアドバイスについて

ゲーム中のアドバイス

ゲーム中のアドバイスは難しい。できることも限られている。ここでは、私の考える、試合の中でのアドバイスの仕方について、場面別に考えてみた。

日本バドミントン協会の競技規則では、「第16条 プレーの継続、振る舞い、罰則」の第5項にアドバイスとコートを離れることに関して、「シャトルがインプレーでない場合で、プレーヤーがサービスとレシーブのために位置につくまでの間に限り、プレーヤーはマッチ中、アドバイスを受けることができる。」とされている。

【補足】主にアドバイスできる機会は、、、
選手はインターバル時にアドバイスを受けることができる。
先に11点先取した場合、インターバル60秒間
ゲーム間 インターバル120秒間

60秒から120秒の間に何を伝えるか?

  • アドバイスできる時間は短い!よって要点を絞る
  • 全体としてポジティブな内容にする。士気を高める。
  • 練習でしていないことは試合では急にできない。
  • 技術面の課題を急に克服することはできない。

出来ることは、、、、

  • 戦術面のねらい、コース、攻め方などの確認する。
  • 対戦相手のねらい、意図、気付いたことの共有する。

指導者が複数いる場合

監督、コーチからそれぞれアドバイスする場合の注意点は以下の通り。

  • 事前に話し合っておき、伝えることを絞り、共有しておく。
  • それぞれバラバラに違うことを伝えたり、反対のことを伝えたりすると選手は混乱する。
  • アドバイスする内容を分担するなども良い。監督は精神面、コーチは戦術面、など

選手を混乱させない工夫が必要。

アドバイスの場面、タイミング

それでは、それぞれの場面別のアドバイスについてみていくことにする。

試合前

着眼点 試合開始に向けて、体を動かし、声を出し、頭を整理して、心も体もポジティブな方向に向ける。
具体例 フットワークをして、しっかり体を動かそう。
声を出して行こう。テンションを上げて気持ちで負けないように。
声を掛け合っていこう。
先手を取って、攻めて行こう。
試合の最初の入りが大切だよ。集中していこう。

インターバル

インターバル中のアドバイスのケースは、以下の3つの場面が考えられる。

インターバル・勝っている場面

着眼点 上手くいっている理由を示し、良い部分を継続していけるように声掛けを行う。よりポジティブな方向に向かわせる。
具体例 その調子、今のプレーを継続していこう。
〇〇の攻撃が効果的だよ。継続して行こう。
しっかりできているよ。
よく動けているね。続けていこう。

インターバル・拮抗している場面

着眼点 冷静に試合を分析して、良い行動が増やせるように励ます。ポジティブな方向に導く。
具体例 今〇〇の状況だから、〇〇を増やしていこう。できるよ。
もっと〇〇したら、〇〇になるよ。頑張ろう。
もっと声を出して行こう。テンションを上げていこう。
ジャンプして、体を動かそう。気持ちを切り替えていくよ。

イオンターバル・負けている場面

着眼点 冷静に試合を分析し、改善点を提案する。ポジティブな声掛けを行う。決して怒らない。気持ちを切り替えさせる。
具体例 一旦落ち着こう。〇〇を頑張ろう。
気持ちを切り替えて声を出して行こう。テンションをあげよう。
まずは追いつこう。もう少し〇〇しよう。
はい、深呼吸。気持ちを切り替えよう。

試合後

着眼点 次のゲームに向けてポジティブな声掛けを行う。反省ばかり、ネガティブな声掛けばかり行わない。1日の試合が終わったら、次への課題を提示する。
具体例 お疲れ様。よく頑張ったね。
〇〇がよくできていたね。次も継続しよう。
次の試合の準備をしっかりしよう。

アドバイスのまとめ

  • アドバイスの要点を絞っておく。言い過ぎない。
  • 声掛けはポジティブに。
  • 試合が続くのに、ネガティブな気持ちにさせない。
  • できないことを指示しない。
  • 試合の中で技術的な課題の修正は非常に難しい。
  • アドバイスはメンタル的なこと、試合の流れ、戦術に関することが中心になる。
  • 試合に負けても怒らない。一番悔しいのは選手たち。追い打ちをかけない。

以上が私のアドバイスについての考えです。ご意見やご感想はコメントをいただけますと幸いです。




情報を収集する(スカウティング)

情報収集とは

情報収集とは、目標を達成するための情報を適切な情報源から集めること。
情報は、正確性、信頼性の高さが求められる。また、多種多様な情報、独自性の高い情報も求められる。

バドミントンにおいて、相手選手や相手チームのことの情報を集めて、戦力を分析したり、作戦を考えたりすることは重要なことである。今回は、情報収集をテーマに考え、集めた情報の活用についても考えてみたい。

情報収集の方法

目的から逆算して情報を探す

何のための情報かという目的を明確にすると必要な情報がはっきり見え、絞り込むことができる。
バドミントンにおいては、相手チームや相手選手の戦力についての情報収集ということで目的が明確である。

情報精査の方法を確保する

情報の正確性を確認することは情報収集の大前提。情報の信憑性、信頼性を確保するためには、その情報の出典元を確認すること。複数のソースを比較して裏をとる。専門家に意見を求めるなども必要。
バドミントンにおいては、直接試合を見ること、動画撮影して分析すること、複数の選手から実際試合をした時の印象を聞くなどして、情報の精度を高めることができる。

取材、ヒアリングをする

調べてもわからないことは、直接、専門家や現場に近い人から情報を得る。
バドミントンにおいての情報収集はほとんど直接試合を見たり、動画撮影をしたりすること、実際に試合をしたことがある選手からのヒアリングが主となる。どれだけの情報量、情報の精度を高められるかが重要である。

何を集めるか

バドミントンの戦力分析のため、集める情報の一例は下記の通り。

チームの場合

チーム名 チームの名称、部活動か、地域クラブか、民間クラブか、など
監督名、コーチ名 指導者の氏名、複数いる場合には複数調べる
指導者の考え方、癖など チーム作りの傾向など、シングルス中心か、ダブルス中心か、選手獲得に力を入れているのか、育成に力を入れているのか。
戦績 チームの試合の実績、団体戦、個人戦
所属選手 所属選手の氏名、シングルス、ダブルス、戦績など
オーダーのパターン 堅実的か、賭けに出るタイプか、傾向を知る、軸となる選手、など
チームの強み チームの良いところ、活気がある、しっかりしている、技術がしっかりしている、シングルスが強い、ダブルスが強い、粘り強い、スタミナがある、など
チームの弱み チームの弱点、活気がない、だらけている、アップをしない、試合を見ていない、技術が低い、シングルスが弱い、ダブルスが弱い、試合が淡白、スタミナがない、など

個人の場合

選手名 選手の氏名
所属チーム 所属している学校名やクラブチーム名
学年 選手の学年
バドミントン経験 ジュニア出身か、中学校はじめか、ジュニア時代の戦績など
身長 低い140㎝台、やや低い150㎝台、普通160㎝台、やや高い170㎝台、高い180㎝台、など
体型 痩せ型、普通、太め、筋肉質、など
利き手 右利き、左利き
タイプ 攻撃主体、守備主体、バランス型、テクニック型、スタミナ型、など
得意なプレー 得意なプレー、戦法
例えばサイドへのスマッシュ、クロスカットが得意など
苦手なプレー 苦手なプレー、戦法
ネット前のプレーなど
戦績 その選手の試合成績
シングルス、ダブルス 主にシングルス、ダブルスどちらの選手か

戦力を分析する

自チームの強みと相手チームの弱み、自チームの弱みと相手チームの強みをクロス分析して戦い方の作戦を立てる。基本的には、自分の強みで相手の弱みを攻めて、相手の強みを封じて、自分の弱みを攻められないようにする。

Screenshot

以上のように、できるだけ精度の高い情報を入手して、戦力分析、作戦立案に活用する。心技体に加えて、知力を活用して戦うことも重要である。

ぜひ、ご意見、ご感想をコメントでください。よろしくお願いします。




合宿練習会を開催

合宿練習会を開催

2026年1月10日〜12日の日程で合宿練習会を開催しました。日頃切磋琢磨している仲間たちと練習と生活を共にすることによって、より親睦を深めた合宿となりました。

日程  2026年1月10日(土)〜12日(月祝)
場所  手賀の丘青少年自然の家
参加者 伊藤、杉川、中台、中島、鈴木、斉藤(仁)、山越、小池、斉藤(祐)、富塚、
    荘司、川田、岩田、川﨑、岡村  15名

日程 内容
1/10土(1日目)
10:15 集合 新鎌ヶ谷駅
10:30 バス出発 自然の家へ
11:00 オリエンテーション
12:00 昼食
13:00 練習 約2時間
15:30 座学 約1時間
16:15 自由時間
17:30 夕食
18:00 自由時間
19:00 練習 約2時間
21:00 入浴
22:00 就寝

自然の家での過ごし方 ビデオ視聴

ダブルスゲームを中心に練習
フィジカルの重要性について

ダブルスパターンを中心に練習

1/11日(2日目)
6:30  起床
7:20  清掃
7:45  朝食
8:15  自由時間
9:00  練習 約3時間
12:00 昼食
13:00 昼寝
14:00 練習 約3時間
17:00 自由時間
17:30 夕食
18:00 自由時間
19:30 座学 約1時間半
21:00 入浴
22:00 就寝

ダブルスパターン、ノック練習

ダブルスランキング戦

轟町バドミントンクラブのダブルスについて

1/12月祝(3日目)
6:30  起床、リネン回収
7:20  清掃
7:45  朝食
8:50  部屋点検
9:00  練習 約2時間半
11:30 体育館清掃
12:00 昼食
13:00 バス出発 新鎌ヶ谷駅
13:40 新鎌ヶ谷駅 解散

パターン練習、3対2




強化練習会(千葉県代表選手選考会)

強化練習会へ参加しました

1/4、5と花島公演体育館で千葉県の強化練習会が行われ、クラブから5名が参加しました。参加資格は千葉県の大会でベスト8以上です。この練習会は3月に行われる、全日本中学生選手権大会の千葉県代表選手の選考会を兼ねています。

残念ながら千葉県代表選手には選ばれませんでしたが、多くの試合ができて充実した時間となりました。

参加者 伊藤、杉川、中台、中島、川﨑




打ち初め

打ち初め

今年の轟町バドミントンクラブの打ち初めはここ千葉明徳中からです。雪が降るのではないかという天気予報の中、寒さに負けず頑張ります。




新年あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます

どうぞ本年もよろしくお願いいたします。

轟町バドミントンクラブは設立から2026年1月で4年目に突入しています。選手の皆さんの熱意と保護者の皆さんのご支援、ご協力によって続けて来ることができました。感謝いたします。

さて、今年の轟町バドミントンクラブの始動は1/2、3に行われる、千葉明徳中・高での練習となります。千葉県選抜選手の選考会が1/4、5と行われるため、千葉県ベスト8以上のメンバーは1/2、3と千葉明徳で練習を行います。それ以外のメンバーは1/4(日)からの通常練習から再開となります。

新チームになって定めた目標の進捗はいかがでしょうか。予定通り行えているでしょうか。それとも思ったように進んでいないでしょうか。新年となりましたので、一度見直してみましょう。そして、目標達成のために適切な行動計画に改善していきましょう。

轟町中学校バドミントン部の目標(新チーム結成時点)
男子
千葉市で優勝、千葉県で優勝、関東大会進出(ベスト4)、全国大会出場を目指す。
体づくり 睡眠時間7時間以上 毎日 総体まで
体づくり 食事1合以上ご飯を食べる 毎日 総体まで
体づくり 筋トレ適度な量を行う 毎日 総体まで
正しいフットワーク 毎日 総体まで
正しい素振り 毎日 総体まで

女子
最低でも千葉市ベスト16
挨拶 学校生活でも 毎日 総体まで
練習、休憩のメリハリ 練習時間を確保 毎回 総体まで
外周、筋トレ 自己管理 タイム記録など 毎回 総体まで
練習のポイントを意識、1球を大切に 毎回 総体まで